レース展望・予想

新馬勝ち以来の2勝目狙うリアクションレート(門別)

2010/09/14

15日(水)のメイン第9レースは、スタリオンシリーズ「スウィフトカレント賞」(C2-1組、1700メートル・20時25分発走予定)。

前走で約11カ月ぶりの戦列復帰を果たした高素質馬リアクションレート(牝3、廣森久雄厩舎=認定厩舎ノーザンファーム)が、新馬勝ち以来となる2勝目ゲットを狙います。昨年2歳時には1700メートルのJRA認定フレッシュチャレンジを豪快に差し切って快勝デビューを飾ると、2戦目で果敢に牝馬重賞フローラルカップ(1700メートル)に挑戦。後にエーデルワイス賞JpnIIIも快勝する勝ち馬オノユウには離されたものの、直線でシッカリ末脚を伸ばし2着に食い込みました。しかし残念ながらその後はソエや捻挫などで走れる態勢が整わずシーズンが終了。捻挫の影響が3カ月ほどに及んだため南関東への移籍も断念せざるを得ず、今季もホッカイドウ競馬で走ることになったのですが、夏場を迎えてようやく復帰の態勢が整い、8月17日の前走で戦列に帰ってきました。その前走は久しぶりの実戦が影響してか、追われての反応ひと息で勝ち馬を捕らえられず2着止まりでしたが、そこは新馬快勝→2戦目で重賞2着という高素質馬。ひと叩きされての上積みも加味すれば、圧勝まであっても驚けない組合せです。上位争いの可能性はかなり高いでしょう。

強敵もやはり3歳馬。いずれも今季、未勝利勝ちから着実に地力を強化してきたオペラパシコム(牡3、堂山芳則厩舎)とヤマノオレンジ(牝3、松本隆宏厩舎)が相手本線になりそうです。2頭とも、先行力があって末脚もシッカリしている堅実なタイプだけに上位争いの可能性高く、道中の流れが落ち着けばリアクションレートの末脚を封じて押し切ってしまうシーンも十分。力の入る追い比べを見せてくれそうです。お楽しみに!

(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)


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