レース展望・予想

門別の水が合うゼイタクザンマイ「アドマイヤコジーン賞」(門別)

2010/08/30

31日(火)のメイン第10レースは、スタリオンシリーズ「アドマイヤコジーン賞」(C2-1組、1200メートル・20時25分発走予定)。この日から始まる、お馴染みのホッカイドウ×大井・川崎ナイター相互3レース発売「スクランブルナイト」初夜のメインレース。

多頭数で波乱含みの様相ですが、もっとも注目を集めそうなのは兵庫から帰ってきて3戦目のゼイタクザンマイ(牝3、小野望厩舎)でしょう。転入2戦目の前走で逃げて一変、スピード馬トゥバンの3/4馬身差2着に粘った内容は上々でした。2歳時からスピード能力の高さを発揮していた素質馬。組合せに恵まれず2着惜敗が多かったのですが、移籍先の兵庫でも1勝を挙げてココまで通算2勝。7月に門別に再転入すると、初戦こそ現在6連勝の大器オンザビートに早めに交わされて厳しい展開になり惨敗したのですが、中1週で臨んだ前走で先手を取って一変。ゴール寸前まで粘っての2着で、自分のかたちに持ち込めた際には現級ならスピード上位であることを明示。好枠を引き当てた今回も、テンに速い馬が少ない組合せで、再び楽に先手を取れる可能性も十分ありそう。一気の逃げ切りまで期待できそうです。

とはいえ差し馬勢も、現級上位の実力馬が顔を揃えており、先行争い激化で差し台頭の流れになればゴール前で二転三転の結末も。前走、はるか格上のB2特別に挑戦して悪くない走りだったキングテースト(牝6、谷口常信厩舎)や末脚堅実テツキチダイオー(牡5、田中正二厩舎)、ハマった時の瞬発力は魅力十分のエーシンウィゾール(牡4、石本孝博厩舎)らが上位進出をうかがいます。

(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)


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