レース展望・予想

ロータスクラウン賞への最終切符争奪戦「佐賀城特別」(佐賀)

2010/08/28

29日(日)第9レースは「佐賀城特別」(3歳1組、1750メートル)。1、2着馬には、ロータスクラウン賞(9月26日)の優先出走権が与えられます。

春までの3歳重賞戦線での活躍馬は、すでにC1級以上に格付けされており、3歳条件クラスの馬にとっては、ロータスクラウン賞に出走するため優先出走権の獲得が必要な状況です。

トーホクカントリー(牝、中野博厩舎)は、3歳特別では3走連続で2着を確保しています。なかでも近2走の虹の松原特別(7月24日、1300メートル)、川上峡特別(8月15日、1750メートル)では、勝ち馬まで2馬身(コンマ4秒)差とあと一歩まで迫っています。その3戦の勝ち馬はいずれも今回不在。勝利を得るチャンスがめぐってきました。

オリオンザウィン(牡、西岡龍三厩舎)は、6月のJRAからの転入初戦で2着の後は4連勝して、前走川上峡特別に出走しましたが、4着に敗れています。また、ダンツフローラ(牝、古賀光範厩舎)も、3月の佐賀転入から9戦して7連対でしたが、前走虹の松原特別では5着。ともに3歳特別初戦は不本意な結果に終わりました。しかし、両特別で2着のトーホクカントリーとの着差はそれほどでもなく、特別戦2走目の今回は、互角以上の戦いを期待したいところです。

マイネルサンリット(牡、東美義厩舎)は、7月のJRAからの転入初戦で勝利しています。前走は3着に敗れていますが、今回は希望投票で特別戦に出走してきました。JRAでは新馬戦(JRA中山ダート1800メートル)で勝ち馬からコンマ6秒差4着の実績があり、距離が延びての浮上には警戒が必要でしょう。

(文/上妻輝行)


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