レース展望・予想

反撃に意欲満々マルブツワイルド「みやこ秋まつりレース」(水沢)

2010/08/27

28日(土)メイン第10レースは「みやこ秋まつりレース」(A級、1600メートル)。一長一短のメンバーが揃い、波乱の目も十分ありそうな一戦となりました。

ひとまず人気を集めそうなのは過去実績からマルブツワイルド(牡5、小西重征厩舎)、サンシャインヘイロ(牡9、晴山厚司厩舎)の2頭。

マルブツワイルドはA級に昇格しながら今年3勝マーク。前走は案外の7着に終わりましたが、これは夏負け気味だったため。前開催を休養し、反撃に意欲満々です。

サンシャインヘイロは前走1カ月半ぶりの実戦でしたが、直線大外を強襲。2着ジョウテンロマンにアタマ差まで迫る惜しい3着。決して乗り込みが万全ではありませんでしたが、それでも実戦で反応が一変。改めて底力のあるところをアピールしました。

ダークライ(牡3、葛西勝幸厩舎)はロックハンドスターに次ぐ岩手3歳ナンバー2の存在。サファイア賞で9着と大敗を喫しましたが、適性の低い芝に加え、2400メートルの距離も長すぎたため。水沢1600メートルがベストの条件だけに、巻き返しに転じて不思議はありません。

センリグランピー(牡4、菅原右吉厩舎)は芝2戦・せきれい賞4着、桂樹杯6着に敗れましたが、それ以前に水沢1800メートル戦を連勝。元々は切れる末脚を身上としていますが、取りこぼしも多かったのも事実。前に行けるようになったら鬼に金棒です。

転入初戦を2着にまとめ上々の滑り出しを切ったエスユーペニー(牝5、千田知幸厩舎)、トウカイマジック(セン8、櫻田勝男厩舎)も争覇圏内に位置し、以上の有力馬はいずれも勝つチャンスがありそうです。

(文/松尾康司)


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