レース展望・予想

転入初戦シンボリハレーが混戦を断つか(園田)

2010/08/25

26日(木)のメイン第10レースに「“川本幸民”生誕200年記念特別」(A2、1700メートル)が行われます。

抜けた馬が見当たりません。ならば転入初戦ですが、JRA3勝馬シンボリハレー(牡7、吉行龍穂厩舎)に期待します。07年9月に1000万円以下クラスに昇級後は勝ち星こそありませんが、3着3回が残っています。08年1月の中山・若潮賞では勝ったチョウカイキセキと同タイムでした。今年に入ってからは7着が最高ですが、勝ち馬とはすべて1秒前後の差です。先行馬が揃う1400メートル戦ではテンには動けませんが、1600メートル以上なら好位をキープしています。今回のメンバーで、1700メートルならスタートで勝負に出て、ハナを切るシーンも考えられます。JRA3勝馬の実力を見せて欲しいものです。

08年の新春賞5着、兵庫大賞典3着の実績馬サンライトハーバー(牡6、長南和宏厩舎)が昨年7月に大井から帰ってきました。B2を連勝し、B1では途中5カ月の休養がありましたが4戦目に勝ち、今年4月からA2です。7走して着外は1回ですが、勝ち星はありません。先行タイプで、折り合いがカギです。

ロケットガール(牝5、寺嶋正勝厩舎)はJRAから再転入後、勝ち星はありませんが、A2まで昇級しました。このA2でも前走ローレルファイアーに半馬身差まで迫るなど2着は3回あります。直線を向いてきっちり差を詰めるだけに連絡みが期待できます。

A2復帰戦ですが前走同様に向正面一気のレースならオンワードネス(牡5、碇清次郎厩舎)も怖いです。A1オープン3勝の実績馬ヒストリー(セン6、曾和直榮厩舎)は3走前からちょっぴり復活の気配が見られます。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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