レース展望・予想

連勝街道まっしぐらサクラカムイオー（水沢）

2010/08/22

23日（月）メイン第10レースはB2級馬による水沢1600メートル戦「オーガストカップ」。フルゲート12頭で争われ、うち10頭が前走1着馬と好調馬がズラリそろいました。

中でも注目はサクラカムイオー（牡4、村上昌幸厩舎）。昨年暮、岩手へ転入しアッサリ2連勝。一度、中央登録をしましたが、再び岩手へ戻り、3月からも連勝街道まっしぐら。現在、8連勝と無敵の進撃を続けています。レース内容も豪快そのもの。特に加速がついてからの伸びがすばらしく、オープン入りはいずれ時間の問題と言われています。

焦点は次位候補に絞られそうですが、相手もなかなかの強豪たち。前走、逃げ切り圧勝を決めたポイントプリム（牝4、菅原右吉厩舎）は引き続き絶好調。自分の型に持ち込むと破壊力抜群です。

脚部不安のため始動は遅れたものの、今シーズンはすべて馬券対象を果たしているオヤマハリケーン（セン9、伊藤和厩舎）。さすが昨年までA級を張った実力を見せつけています。

ジューンカップ除外をはさんで目下3連勝中のブラックドーン（牡5、石川栄厩舎）は、ここにきて本格化。また相手なりに駆ける堅実派ケイジートレジャー（牡4、新田守厩舎）も十分に連対圏に位置。さらには冬季休催明け後7戦4勝、2着2回と高連対率を誇るビュレットライナー（牡8、佐藤雅彦厩舎）も軽視できず、ハイレベルの戦い必至となりました。

（文／松尾康司）


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