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レース展望・予想
連勝狙うキヨミラクル、レッドゾーン(園田)
2010/08/18
19日(木)のメイン第10レースに「氷上牛乳特別」(A1、1700メートル)が行われます。先週、同じ距離の重賞・摂津盃が行われたため少頭数でしたが、さらに前日にブルーレパードが競走除外となり5頭立てとなりました。
重賞3勝馬ジョイーレ(牡7、曾和直榮厩舎)が約9カ月ぶりの出走で注目を集めそうですが、8月6日の能力検査で1400メートル・1分33秒6の現況では苦戦必至です。
前走勝っている脚質が極端な両馬、逃げのキヨミラクル(牡4、森澤憲一郎厩舎)と追い込みのレッドゾーン(牡6、野田学厩舎)の争いです。
キヨミラクルが久々に主戦の松平幸秀騎手とコンビを組んだ7月の前走で逃げ切りました。2着タマモリターンに1馬身3/4差の完勝でした。松平騎手にとって落馬負傷から復帰後の初白星で、それも所属厩舎のオープン馬で挙げたものだっただけに、表彰台では珍しく感激の涙がありました。3歳時にはコウノトリ賞を逃げ切り、続く楠賞でチャンストウライのハナ差2着惜敗が残っています。通算9勝目を挙げた前走の余勢を駆って連勝を目指します。
そのキヨミラクルが7着だった7月8日のA1で差し切ったのがレッドゾーンです。スタートで大きく出遅れ、3コーナーでようやく1頭抜いて10番手、4コーナー9番手からの猛襲でした。上がり3ハロン38秒5は4コーナー2番手の1番人気バンバンバンクを1秒3も凌ぎ、直線で先頭に立ったツルマルメジャーをゴール寸前でハナ差だけですが捕まえました。追い込み一本の脚質ですが、展開がもつれれば連勝のシーンもあります。
前走の名古屋・名港盃で5着のフセノオー(牡6、盛本信春厩舎)が、5月の兵庫大賞典でも5着している実績から直線で差を詰め3着が濃厚です。
前走でA2を差し切って初オープンA1のドンブレイカー(牡6、碇清次郎厩舎)が続きます。
(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)
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