レース展望・予想

実績断然のスーニ「サマーチャンピオン」(佐賀)

2010/08/17

18日(水)メイン第10レースは重賞「第10回サマーチャンピオンJpnIII」(1400メートル)。

スーニ(牡4、JRA吉田直弘厩舎)は、昨年のJBCスプリントJpnIを勝利するなど、ここまでにダートグレード5勝を挙げ、今回のJRA所属馬4頭の中では抜けた実績を持っています。それだけに負担重量は59キロのトップハンデとなりましたが、この重量でも黒船賞JpnIII(高知)での勝利や、ここ2走のJpnIIIを連続2着と問題にはしておらず、ここは重賞6勝目を挙げる可能性が高そうです。

このレースと相性のよいプロキオンステークスGIII(7月11日、JRA阪神ダート1400メートル)からは4着馬ダイショウジェット(牡7、JRA大根田裕之厩舎)と、同馬からコンマ2秒差の6着馬セレスハント(牡5、JRA松永幹夫厩舎)が出走してきました。両馬ともに地方でのダートグレードは初出走ですが、ダイショウジェットにはJRAのダートグレードで上位実績があります。またセレスハントは前走のKBC杯(7月25日、JRA小倉ダート1700メートル)を勝っての参戦で、地方の馬場に対応できれば上位の一角を占めそうです。

ヴァンクルタテヤマ(牡8、JRA武田博厩舎)は、一昨年、昨年とサマーチャンピオンを連覇しています。昨年のこのレース以降未勝利と、過去2年に比べ直前の成績を落としていますが、佐賀コースでの変わり身には注意が必要でしょう。

地方馬では地元佐賀から、前哨戦の吉野ヶ里記念を勝利したマンオブパーサー(牡7、九日俊光厩舎)、ダートグレード初挑戦のミヤノオードリー(牡4、東眞市厩舎)にJRA勢の一角崩しを期待したいところです。

(文/上妻輝行)


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