レース展望・予想

ムーヴスターの巻き返しに期待「葉月特別」（佐賀）

2010/08/14

15日（日）メイン第10レースは「葉月特別」（B2級1組、1400メートル）。

ムーヴスター（牡7、濱田一夫厩舎）は、約4カ月ぶりの休養明けだった前走の文月特別（7月10日、1800メートル）で8頭立ての7着に敗退。昨年1月の佐賀転入初戦からの連勝が16でストップしましたが、着順のわりに、勝ったファインベルベットとはコンマ8秒差とそれほど離されてはいませんでした。休養明け2戦目で、距離が1400メートルに戻る今回は巻き返しに期待したいところです。

アフリートカラー（牝4、坂井孝義厩舎）は、2歳時に道営で2勝を挙げ、3歳春は荒尾に所属しましたが、2戦して8、6着と力を発揮することができませんでした。その後JRAを経て今年3月に佐賀に転入し、3戦目のC1級2組で2歳9月以来となる勝利を挙げました。B2級昇級後も2勝し、今回がこのクラスの特別初挑戦。1400メートル戦ならば特別の常連馬にも引けをとらない力はありそうです。

ゴールドセント（牝3、土井道隆厩舎）は、2月に飛燕賞で重賞初制覇。5月の九州ダービー栄城賞もメイオウセイから僅差の2着と、佐賀3歳世代を代表する馬の1頭です。前走の文月特別では勝ち馬からクビ差と、B2級特別で初連対。ロータスクラウン賞（9月26日）に向けてさらに力をつけていきたいところです。

そのほか、前走のB1B2級（7月10日）を勝って2連勝中のアインスキー（牡4、中野博厩舎）や、1400メートル戦に戻っての巻き返しに期待したいコパノリュージン（牡6、山田勇厩舎）など有力馬が揃った一戦となりました。

（文／上妻輝行）


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