レース展望・予想

降級ウタマロボーイに今年初白星期待(園田)

2010/08/09

10日(火)のメイン第9レースに「デカンショ特別」(A2、1700メートル)が行われます。

降級戦のウタマロボーイ(牡5、森澤憲一郎厩舎)がA2なら大威張りです。昨年4月から実施された新番組(格付)の初戦はA2で、スマイリングフィルの逃げには屈しましたが2着でA1に昇級。そのA1では初戦でシンボリピレネー以下を差し切ると、続いてスターボイジャー、エンタノメガミとの接戦を制し連勝しています。10月戦では先行馬に有利なペースのため末脚を生かせず3戦連続の着外でA2に降級しましたが、2、1着ですぐA1に復活しています。その後はJRA500万円以下条件との交流・大和川特別をはじめ3着3回がありますが、末脚ひと息が続いて今回2度目のA2降級です。前回の降級時には、2番手から抜け出すレースもあったように、A2ならテンからそこそこ動けます。早め勝負に出て、A1復帰を目指します。

ローランビゴラス(牡5、田中道夫厩舎)が鋭い末脚でA2初勝利を狙います。B1(B2混合を含む)は5勝していますが、5月にA2昇級後は前走を含め2着2回が最高です。とはいえ、前走は4番手から抜け出し上がり3ハロン38秒6をマークしたドンブレイカーに、同38秒1を計時して、4コーナー5番手からクビ差まで迫りました。今回は前述したウタマロボーイをマークし、直線でどこまで迫れるでしょうか。

前走はマルサンチーフに7馬身差も向正面から動いて2着だったサンライトハーバー(牡6、長南和宏厩舎)は、1番枠、木村健騎手の手綱で積極策に出るでしょう。08年の兵庫大賞典で3着があり、昨年7月に大井から再転入してB2を連勝しています。

昇級戦ですが逃げのゼロファイター(牡5、栗林徹治厩舎)、A1(オープン)で3勝の実績馬で復活気配のヒストリー(セン6、曾和直榮厩舎)が続きます。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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