レース展望・予想

実績馬ホーマンラブリーに期待「海水浴特選」（荒尾）

2010/08/06

7日（土）メイン第9レースは「海水浴特選」（C級9組、1400メートル）。

ホーマンラブリー（牝7、弊旗吉治厩舎）は、昨年まではB級やA級に出走していました。昨年末の開催からC級に降級しましたが、直前にはA級戦で3走連続3着の実績があっただけに、初戦で勝利、その後のC級戦ではすべて3着以内を確保しています。2走前には逃げ切り勝ちを収めていますが、今回はキタノダイチとテイエムイタンジ（牡4、平山良一厩舎）の先行争いとなりそうなだけに、好位に控えて抜け出しを図るレース運びになりそうです。

ファストカントリー（牡4、平山良一厩舎）は、前走のC級7組（7月16日）では2着ホーマンラブリーから1馬身（コンマ2秒）差の3着。4月のC級8組での勝利以降は勝ち星に恵まれていませんが、C級1けた組番のレースで掲示板内を確保し続けており、引き続き上位進出に警戒が必要でしょう。

ホッコーアネゴ（牝4、畑田修治厩舎）は、ここ3走連続でファストカントリーと同じレースを走っています。いずれも先着されていますが、その差は僅かなだけに、力量差はそれほどなさそうです。

これら前走がC級7組の古馬勢に3歳馬が挑む構図ですが、キタノダイチ（牡3、松島壽厩舎）やプリティジェンヌ（牝3、平山良一厩舎）は、近走で2、3着は確保しているものの勝利に手が届いていません。今後はJRAから3歳未勝利馬の転入シーズンとなるだけに、そろそろ勝利を挙げておきたいところですが、今回は両馬ともに前走から組番が大きく上がっており、やや厳しい戦いとなりそうです。

（文／上妻輝行）


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