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レース展望・予想
実績断然マツリバヤシ「リリーカップ」(門別)
2010/08/04
5日(木)のメイン第10レースは、2歳牝馬重賞の「第7回リリーカップ(フジキセキ賞)」(H3、1000メートル・20時30分発走予定)です。
12頭が顔を揃えて激戦必至ですが、もっとも注目を集めそうなのは新馬戦(JRA認定フレッシュチャレンジ、1200メートル)圧勝から“日本一早い2歳重賞”栄冠賞でも好内容の3着に押し上げたマツリバヤシ(角川秀樹厩舎)です。父スマートボーイ、生産&馬主がグランド牧場(新ひだか町)ということで、いずれも昨年のこのレースの覇者プリモエナジーに続く連覇がかかる一戦です。5月19日の新馬戦では外枠も難なくクリアして差し切り、ゴール前で2着以下を引き離す強い内容。続く栄冠賞でも、序盤からスピード能力の高さを見せて3、4番手のインを追走。直線はデビュー戦と同じく外に出されて鋭く伸び、勝ったクラブ法人・サンデーレーシング所有の好素質馬クラーベセクレタに1馬身半+3/4馬身差まで迫りました。栄冠賞3着ということで、JRA函館ラベンダー賞(芝1200メートル)に出走できる状況だったのですが、陣営は芝には目もくれず、この一戦に照準を合わせて調整。潜在能力をいかんなく発揮できれば、勝利は手の届くところにあるはず。栄冠賞から引き続き騎乗するベテランの名手・宮崎光行騎手の手腕にも注目です。
栄冠賞で5着と健闘したキモンレッド(角川秀樹厩舎)も期待の大きい1頭。ラベンダー賞では「なかなかハミを取らなかった」(桑村真明騎手)とのことで9着と苦戦しましたが、父サウスヴィグラス×母父ブラックタイアフェアーという血統背景からダートで改めて期待したいところ。
栄冠賞では4着に食い込んだデスティニーホープ(田中淳司厩舎)やデビュー戦の前走を圧勝して臨む父スウェプトオーヴァーボードの良血ソワール(原孝明厩舎)らも勝利を狙えそうな好素質馬です。ご注目ください!
(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)
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