レース展望・予想

実績断然はエレーヌ「ビューチフル・ドリーマーC」(水沢)

2010/08/29

30日(月)のメイン第10レースは、3歳以上牝馬による地方全国交流「第36回ビューチフル・ドリーマーカップ」(1900メートル)。このレースの優勝馬主には社台スタリオンステーション協賛で種牡馬ファルブラヴの配合権利が提供されます。

今年は『グランダム・ジャパン2010』古馬シーズンに組み込まれ、4年ぶりに他地区から参戦。しかも大挙5頭が遠征してきました。

人気を集めるのはエレーヌ(牝3、笠松・山中輝久厩舎)、ライネスゴルト(牝5、北海道・堂山芳則厩舎)、コンゴウプリンセス(牝3、村上昌幸厩舎)の3頭。

エレーヌは改めて紹介するまでもないでしょうが、『グランダム・ジャパン』3歳シーズンで総合優勝。前走、兵庫サマークイーン賞では、読売レディス杯(金沢)で完敗を喫したキーポケットの追撃を封じて快勝。中4日のハードローテーションに加え、長距離輸送の二重苦がありますが、断然の実績を誇ります。

ライネスゴルトはデビューこそ4歳6月と遅れましたが、13戦10勝、2着1回、3着2回と驚異的な勝率。今回が初の遠征競馬となりますが、数々の名馬を輩出してきた堂山芳則調教師のこと。勝算十分と踏んだに違いありません。

コンゴウプリンセスは転入2戦目にして岩手3歳牝馬トップに君臨。ひまわり賞を破格のタイムで圧勝しました。状態の方もさらに上向き、岩手の期待を一身に集めます。

他ではトライアル・フェアリーカップ2着サクラアーバン(牝7、佐藤浩一厩舎)、全国で揉まれてきたトウホクビジン(牝4、笠松・山中輝久厩舎)にも注意が必要でしょう。

(文/松尾康司)


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