レース展望・予想

ゴールドセントB2級特別初勝利なるか「新涼特別」（佐賀）

2010/08/27

28日（土）メイン第10レースは「新涼特別」（B2級1組、1750メートル）。

ゴールドセント（牝3、土井道隆厩舎）は、5月の九州ダービー栄城賞2着の後はB2級特別を3走して、2走前の文月特別（7月10日、1800メートル）では、勝ち馬からクビ差の2着と好走しています。前走の葉月特別（8月15日、1400メートル）は、勝ち馬から1秒2差とやや離されましたが、直線では後方馬群から脚を伸ばして4着。逃げ、2番手の馬がそのまま1、2着と先行馬有利の流れの中では評価ができる内容でした。今回は前走の1～3着馬が揃って不在。距離も1750メートルに延長となるだけに、次開催のロータスクラウン賞（9月26日、1800メートル）へ向けて、古馬戦初勝利を挙げておきたいところです。

コマッタモンダ（牡5、東眞市厩舎）は、葉月特別では4着ゴールドセントからクビ差の5着でした。B2級特別での勝ち星はまだありませんが、堅実に上位を確保しています。同条件特別での2着3回、3着2回は、いずれも1750、1800メートル戦でのもので、こちらも距離延長での浮上に期待が持てそうです。

今回がJRAからの転入初戦となるマイネピアチェ（牝3、山田義人厩舎）は、昨年10月にJRA東京のダート1400メートルで行われた2歳未勝利戦で勝利しています。その後は1600メートル以上の500万円以下条件で5走していずれも2けた着順とふるいませんが、今回はB2級特別としてはやや手薄なメンバー構成となっただけに、転入初戦から警戒が必要でしょう。

（文／上妻輝行）


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