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レース展望・予想
54キロ魅力のマルサンチーフ「摂津盃」(園田)
2010/08/10
11日(水)のメイン第10レースに重賞「第42回摂津盃」(1700メートル)が行われます。昨年は福山、高知との交流だったため定量戦でしたが、今年はアラブ時代からのハンデ戦に戻りました。
本命には4走前から兵庫に在籍し、A2で3連勝中のマルサンチーフ(牡5、田中道夫厩舎)を抜擢します。JRA在籍時も地方遠征で好成績を残しており、2勝(名古屋、門別)、2着4回、3着1回で以下なしです。前々走の福山・西日本グランプリではハナを切りましたが、ヒシウォーシィが早めに動いたため4着に沈みました。しかし、前走は一旦は2番手に控えて3コーナーで先頭に立つと、2着サンライトハーバーに7馬身差をつけました。1700メートルで1分50秒1は、馬場状態が変わらなかった同じ週のオープンA1が1分51秒5だっただけに相当に速いと思います。54キロの恵量で、折り合いがつくだけに好位から抜け出し初タイトル奪取を目指します。
自己最高重量59キロを背負うアルドラゴン(牡9、田中範雄厩舎)が連覇を狙って出走してきました。58キロの経験は何度もありますが、この1キロ増は相当に苦労しそうです。今年は高知・黒船賞JpnIII4着以外は、前走の名古屋・オッズパークグランプリ2010など重賞4勝を含め6勝、2着1回です。前走は先に動いたキングスゾーンを直線で差し切っています。地力、実績とも上ですが、59キロの斤量は引っかかります。対抗に止めました。
08年のこのレースの優勝馬で夏に強いモエレトレジャー(牡9、曾和直榮厩舎)、08年の兵庫2歳王タマモリターン(牡4、荒山義則厩舎)、重賞3勝馬バンバンバンク(牡5、田中範雄厩舎)などが上位突入を狙います。
(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)
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