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レース展望・予想
末脚強烈、3連勝なるかツキヒカル(門別)
2010/08/23
24日(火)のメイン第11レースは、スタリオンシリーズ「ストーミングホーム賞(サマーチャレンジ1)」(2歳オープン、1200メートル・20時30分発走予定)。
2歳馬では珍しく、デビュー当初から直線一気の追い込みで3戦2勝、2着1回のパーフェクト連対を誇るツキヒカル(牡、堂山芳則厩舎・父ムーンバラッド)が、2戦目からの3連勝を果たせるか注目です。能力検査(4月20日)時から序盤のダッシュ力ひと息で、新馬戦(6月16日)は9頭立て8番人気とまったくの低評価だったのですが、道中後方から直線だけで豪快に追い込んで勝ち馬(ビービーモリガン)にクビ差まで詰め寄ると、中1週で臨んだ2戦目ルーキーチャレンジ(JRA認定未勝利)でまたも道中後方から、今度は直線で差し切って初勝利。デビュー戦よりは行き脚が出て、4コーナーで好位まで押し上げると直線半ばで先頭に立って後続との差をグイグイ広げる圧勝でした。そして、初めてのオープン挑戦となった前走でも出遅れながら同じようなレース内容で再び豪快な差し切り勝ち。その時、並ぶ間もなく交わし去ったコーリンハッピーは、のちに牝馬重賞リリーカップ(1000メートル)で3着に食い込んだスピード馬だけに、価値の高い2勝目でした。今回も、少頭数ながら行きたい馬が多い組合せなので展開が向く可能性は大。三たびケタ違いの末脚を発揮して、破竹の3連勝を飾る可能性も十分でしょう。
新馬戦圧勝、2戦目のオープン特別・シニスターミニスター賞でも素質馬ラフメットの3着に踏ん張ったアイファーコラソン(牝、田中正二厩舎・父スターリングローズ)が強敵になりそう。前走、JRA函館芝の2歳オープン・ラベンダー賞での10着大敗は、芝適性もありますが、初の長距離輸送でマイナス22キロ(438キロ)と馬体が完全にしぼんでしまったことが大きく影響したもの。1カ月あけて立て直された今回は、本来の走りが期待できそうです。
デビュー戦で好時計勝ちのソワール(牝、原孝明厩舎・父スウェプトオーヴァーボード)も、先手を取って自分のかたちで走れれば巻き返しがありそうです。
(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)
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