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レース展望・予想
少頭数大歓迎、2連勝なるかチョットゴメンナ（門別）
2010/08/24
25日（水）のメイン第10レースは、スタリオンシリーズ「ルールオブロー賞」（A2－2組、1200メートル・20時30分発走予定）。7頭立ての1200メートル戦。どの馬も有利不利なく、存分に能力を発揮できそうな条件です。
中でも注目を集めそうなのはチョットゴメンナ（セン4、堂山芳則厩舎）。同条件の前走で、逃げた快足馬イケノナインをきっちり差し切って再転入後の初勝利（通算4勝目）を挙げています。2歳時には、サンライズカップ（旭川1600メートル）でJRAオークス馬トールポピーの半弟ナサニエル（父キングカメハメハ）らの猛追を退けて重賞勝ち。勢いに乗って挑戦した船橋の地方全国交流重賞・平和賞も早め先頭の道営イケノナインをゴール寸前で差し切って重賞2連勝を達成した“全国区”の実力馬です。その後は、南関東→道営→JRA障害戦と渡り歩いたものの長い不振に陥り、1年半以上も勝ち星から遠ざかっていたのですが、3度目の道営入厩でようやく本来の走りを取り戻してきました。2歳時からのライバル馬イケノナインを前走で退けていよいよ本調子、となれば2歳時の実績から道営なら頂点を狙える存在になっても不思議ではない器だけに、2連勝の可能性も十分。外から被せられる可能性がほとんどない並び順も絶好で、まず無様な競馬にはならないはずです。
同じく少頭数歓迎、差し脚上位のゴールドコイン（牝5、山田和久厩舎）やチェリークラウン（牡6、廣森久雄厩舎）らが強敵になりそう。
JRA時の実績から、距離短縮がプラスに働きそうなエイダイセルリア（牝5、柳澤好美厩舎）も連下候補として要警戒でしょう。
（文／日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介）
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