レース展望・予想

2歳重賞・特別戦線スタート「若鮎賞」(盛岡)

2010/08/06

7日(土)メイン第10レースは「若鮎賞」(2歳、芝1600メートル)。

この一戦を皮切りに、岩手の2歳重賞・特別戦線がスタート。9月19日、同じ盛岡芝1600メートルで行われる地方全国交流重賞・テシオ杯ジュニアグランプリに直結する重要な一戦です。

まだ力の序列が決まっていませんが、ひとまず人気を集めそうなのはカミノヌヴォー(牡、鈴木七郎厩舎)、シーグランディ(牡、佐藤雅彦厩舎)あたり。

カミノヌヴォーは完成度の違いを見せつけて無傷の3連勝をマーク。芝は今回が初めてですから未知の部分が多いのは否定できませんが、兄カミノフジが芝をこなしたように、大型馬ながら器用なタイプ。難なくこなしそうです。

シーグランディは今年の北海道トレーニングセール出身馬。デビュー戦の芝1000メートルをスピードの違いを見せつけて圧勝しました。距離延長も血統的には問題ありません。

アーサディール(牡、櫻田康二厩舎)は道営で能力検査を受け、レース登録もありましたが、出走取消。その後、岩手へ転籍し仕上がりのよさを前面にデビュー勝ちを収めました。

2歳離れした末脚でデビュー3戦目を快勝したリュウノフラッシュ(牡、佐藤晴記厩舎)。その切れは芝でさらに生きそうな予感があります。

サカノルベシベ(牡、佐藤敏彦厩舎)はデビュー戦の前走、快調に飛ばしながら直線で失速して2着。これは直線の上り坂がこたえたとも解釈でき、2度目なら克服十分。

また、再能力検査を課せられたアンダースポット(牝、伊藤和厩舎)は芝で真価を発揮しそうな血統。波乱の目も考えておきたいところです。

(文/松尾康司)


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