レース展望・予想

1230mで巻き返し期すタケデンスキップ(園田)

2010/08/04

5日(木)の第6レースに、A2B1の3歳以上特別(1230メートル)が行われます。未来のオープン短距離路線を見据えるメンバーによる一戦は6頭立てと少頭数になりましたが、激しいレースが予想されます。

この距離の前々走(6月30日)で1、2、3着のタケデンスキップ(牝5、織田誠厩舎)、カワチノオジサン(セン5、田中範雄厩舎)、タマモアスリート(牡5、荒山義則厩舎)の再戦です。その前々走は、逃げるベストスクワートルの2番手を進んだタケデンスキップが直線で先頭に立ち、カワチノオジサン、タマモアスリートとのクビ、クビ差の接戦を制しました。

タケデンスキップにとってこの1勝は、07年10月のJRA新馬戦(東京芝1400メートル)以来の2勝目でした。前走1400メートル戦はスタートひと息で5着に敗れました。巻き返し戦の今回は田中学騎手を鞍上に迎え、1番枠からスタートを決め主導権を奪い、逃げ切りを狙います。

カワチノオジサンが3走前に兵庫2勝目を挙げてから2、2着と、最近はすっかり折り合いの競馬で器用な末脚を見せています。前々走はタケデンスキップに直線で並びましたが、交わし切れませんでした。このレースもハナ争いが激しくなると、早めに動いて差し切りも十分です。

そのカワチノオジサンを前走で破ったのがタマモアスリートです。好位を進んで4コーナー2番手から直線で抜け出しました。JRAでは新馬戦(京都ダート1200メートル)を逃げ切っています。

JRA時代は地方交流戦での1勝のみでしたが、前走勝ちを含め1230メートルは4戦2勝、2着2回とオール連対のピイエフドルチェ(牝5、岡田利一厩舎)が続きます。  距離は疑問ですが、格はミヤサンスペクター(牡5、寺地隆厩舎)が上位です。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑