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レース展望・予想
重賞初Vへ差し脚全開リスティアダーリン「星雲賞」(門別)
2010/07/14
15日(木)のメイン第12レースは、古馬王道路線の重賞「第7回星雲賞(パイロ賞)」(2000メートル・20時30分発走予定)。
3着までに、8月12日(木)に行われる真夏の大一番・ブリーダーズゴールドカップJpnIIへの優先出走権が与えられる一戦。ビッグレースへの挑戦権をめざす12頭が顔を揃えました。
昨年のホッカイドウ競馬3歳以上年度代表馬コパノカチドキの直前回避は残念ですが、かつてJRAで6勝(障害1勝を含む)を挙げて準オープンまで出世した実力馬リスティアダーリン(牡9、林和弘厩舎)が遅咲きの初重賞制覇を狙います。08年秋の地方転出後は、独特の小回りコースが合わなかったのか、勝ち星を挙げられなくなりました。しかし、この春に心機一転、ホッカイドウ競馬に転入すると、広くてコーナーも緩い大回りの門別コースがぴったり適合。6月17日、転入初戦のオープン特別・ディープインパクト・プレミアムIで8番人気の低評価を覆して、いきなり2着に追い込むと、続く2戦目のオープン・ファルブラヴ賞ではゴール前できっちり差し切って勝利。08年5月の障害未勝利戦以来、実に2年2カ月ぶりの通算7勝目を挙げました。山口竜一騎手も「もっと走れる」と手ごたえを感じており、待望の重賞Vを果たす可能性も十分ありそうです。
多士済々のメンバー構成。展開次第で伏兵の台頭も十分見込める一戦ですが、前残りの流れになれば、先行力上位で安定感あるマチカネノワキ(牡7、田中淳司厩舎)やJRA500万円以下から今春転入して2連勝の上がり馬アルテマイスター(牡4、田中淳司厩舎)が上位進出を果たしそう。
逆に、上がりのかかる差し台頭の流れになれば、追い込み堅実なラプレ(牡5、桑原義光厩舎=認定厩舎サンシャイン牧場)やパルパディア(牡6、桑原義光厩舎=認定厩舎サンシャイン牧場)、3歳春に札幌ダービー北斗盃を快勝した実績があるフジノダイヒット(牡7、角川秀樹厩舎)らが勝ち負けに加わってきそうです。
(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)
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