レース展望・予想

初のオープン勝ちなるかサクラシコウテイ(門別)

2010/07/28

29日(木)のメイン第12レースは、オグリキャップ追悼競走「優駿スタリオンステーション特別」(オープン、1800メートル・20時35分発走予定)。

いわゆる“重賞級”の実力馬が少ない組合せのオープン特別。JRA500万円以下条件から転入して、今年6月、約1年1カ月ぶりに戦列復帰後2戦目でA2特別を圧勝して上昇著しいサクラシコウテイ(牡5、若松平厩舎)に注目です。JRA在籍時は8戦すべて芝を使われて1勝、2、3着2回の成績を残しましたが、転入後は秘められたダート適性を存分に発揮。復帰初戦では好発から先手を取ると粘りに粘り、のちに古馬の王道重賞・星雲賞でも2着したアルテマイスターら実績馬2頭にゴール寸前で捕らえられてしまったものの、3/4馬身+アタマ差の3着と大健闘。そして中1週で臨んだ前走は、いわゆる“2走ボケ”もなくマイペースから圧巻の逃げ切りでA2特別を快勝しました。休み明けを2度使われて状態はさらに上昇、間を空けず順調に使えるのも好材料で、初のオープン勝ちの可能性は十分でしょう。

星雲賞では、優勝したラプレに早めに交わされる厳しい展開を最後まで踏ん張り、1馬身半+半馬身差の3着と地力の高さを再認識させたマチカネノワキ(牡7、田中淳司厩舎)が逆転候補の筆頭。

赤レンガ記念4着の実績が光るコスモバーン(牡7、岡島玉一厩舎)や、JRA1000万円以下条件から転入初戦の実力馬マチカネオイカゼ(牝5、林和弘厩舎)らも上位争いに食い込んできそうです。

(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)


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