レース展望・予想

力は全国区コロニアルペガサス「クイーンカップ」(笠松)

2010/07/22

7月23日(金)のメイン第10レースは重賞「第34回クイーンカップ」(3歳牝馬、1600メートル)です。

コロニアルペガサス(山中輝久厩舎)は園田クイーンセレクション、福山の若草賞と重賞2勝の実績馬です。同厩舎のエレーヌの活躍に押されて目立たなかった感じですが、力は全国区のものを身につけています。地元笠松では2月のゴールドジュニアで3着になって以来のレースになります。ひと息後になりますが、エレーヌも不在の今回は久しぶりに地元で主役の座を務めます。

若草賞で2着だったのが、兵庫のホクセツロマン(田中範雄厩舎)です。その後も地元の園田や姫路で手堅い走りを披露しており、リズムは上々です。初コースに戸惑わなければ勝負を互角に持ち込むかもしれません。

メモリーキャップ(塚田隆男厩舎)はゴールドジュニアで2着に健闘しました。駿蹄賞、東海ダービーではいずれも3着でした。今回、当面の敵はコロニアルペガサスだけ。距離も1600メートルなら逆転の可能性は十分あります。

金沢のスマートパワー(松野勝己厩舎)は5月の北日本新聞杯で重賞初制覇を達成しています。古馬との戦いではまだ甘さが出ますが、3歳同士なら力の差は感じません。スムーズにレースを運んで直線勝負にかけます。

このほかでは近況好調なエーシンアマゾーン(伊藤強一厩舎)や切れ味鋭いアミーズホープ(櫻井今朝利厩舎)、ホワイトロマン(井上孝彦厩舎)が侮れません。

(文/中日スポーツ・外山謙一)


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