レース展望・予想

復活モエレトレジャー連勝なるか「京都畜産特別」(園田)

2010/07/21

22日(木)のメイン第9レースに「京都畜産特別」(A1、1700メートル)が行われます。

登録があったドンクールが回避しましたが、タイトル馬3頭の出走で摂津盃(8月11日)の前哨戦として興味深いレースになりました。

夏に強いモエレトレジャー(牡9、曾和直榮厩舎)が復活しました。摂津盃では07年はジョイーレの3着、08年は逃げ切って制覇、昨年はアルドラゴンの2着でした。前走の姫路1800メートルは逃げ切ってブルーレパード以下に楽勝でした。7月から9月の夏季が、16戦6勝、2着5回、3着1回と成績が突出しています。キヨミラクル(牡4、森澤憲一郎厩舎)を抑えて主導権を取り、逃げ切って連勝の期待です。

そのキヨミラクルですが、落馬負傷が癒えた松平幸秀騎手が久々に手綱を取ります。2番手で折り合って、3、4コーナーで内に入れば力を出します。

タマモリターン(牡4、荒山義則厩舎)は2歳時に、園田ジュニアカップでカラテチョップを捕まえています。差し一本の脚質だけに、3歳の重賞では善戦止まりでした。前走、A2ながら11カ月ぶりに通算5勝目をマークして待望のオープンA1入りです。前走同様、直線にかけます。

距離はちょっぴり長いですが、前走園田フレンドリーカップで4着のコスモトノ(セン6、吉行龍穂厩舎)も折り合いがつけば侮れません。

JRA1勝馬サイレントパンサー(牡6、柏原誠路厩舎)がA2を連勝して昇級初戦です。大外枠の味方は大きく、流れに乗って向正面から仕掛け3コーナーで好位まで追い上げていればチャンスもあります。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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