レース展望・予想

実績断然マンオブパーサー「吉野ヶ里記念」(佐賀)

2010/07/17

18日(日)のメイン第10レースは重賞「第12回吉野ヶ里記念」(九州交流、1400メートル)。1~2着馬にサマーチャンピオンJpnIII(8月18日)への優先出走権が与えられます。

マンオブパーサー(牡7、九日俊光厩舎)は、06年にダービーグランプリGI(盛岡)、今年2月に報知グランプリカップ(船橋)を勝利しています。前走の多良岳特別(6月20日、1800メートル)が佐賀転入初戦でしたが、3番手の位置取りから、直線で先行するアルカライズらを交わして勝利と、地力の高さを見せつけました。1400メートル戦はJRA所属時に経験があり、南関東でも1600メートル戦での上位実績があるだけに、問題はなさそう。佐賀2戦目での重賞制覇の可能性は高そうです。

今年佐賀での吉野ヶ里記念トライアルは、筑後川特別(7月3日、1400メートル)に設定されました。そこを勝ったエイシンイッキは今回は登録のみで回避していますが、2着のメガチューズデー(牡4、古賀光範厩舎)が出走してきました。同馬はオープン馬相手は初めてですが、佐賀転入後7戦5勝とまだ底を見せていません。今回の出走メンバーには短距離戦での実績馬がさほどおらず、上位への食い込みも期待できそうです。

前開催のオープン特別、黒髪山特別(7月4日、1400メートル)は、コスモシェアト(牡8、山田義人厩舎)が勝利。佐賀での成績を6戦3勝、2着3回としています。

これらの新興勢力と、昨年のこのレースの勝ち馬エフケーフィル(牡6、濱田一夫厩舎)や、ヘイアンレジェンド(牡6、山田義人厩舎)らの実績馬との対決が大きな見どころとなりそうです。

(文/上妻輝行)


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