レース展望・予想

自己条件で巻き返し期すミナミノヒリュウ(園田)

2010/07/13

14日(水)のメイン第10レースに「西脇市日本のへそ特別」(A2、1400メートル)が行われます。

JRA、他地区デビュー馬がズラリのメンバー構成、ただ1頭の地元デビュー馬がミナミノヒリュウ(牡4、山元博徳厩舎)です。3歳時にはこの距離の園田ユースカップで逃げ切っています。三冠でも菊水賞3着、兵庫ダービー5着でした。今年3月、A2に再昇級し3、6着後は、逃げて2、2着と惜敗。続く前々走は、メイプルビクトリアを追う2番手から3コーナーで先頭に立ち、古豪マグマサイン、1番人気エフケーアスコットらの追撃を抑えました。オープン相手の前走1230メートルの園田フレンドリーカップでは、逃げて3コーナー過ぎまで先頭でしたが、4コーナー手前で捕まって8着まで沈みました。しかし、自己条件なら先行力を生かして、逃げ切りが期待できます。

A2を連勝後のJRA交流・揖保川特別では競走除外のフォーチュンスリー(牡5、平松徳彦厩舎)ですが、その影響はありません。JRAでは未勝利でしたが、08年11月に兵庫に転じ力をつけました。メンバーによっては逃げ切りもある先行力と自在な脚を持っており、ミナミノヒリュウにとっては強敵です。

降級戦のライフチェンジ(セン5、稲田彰宏厩舎)はJRA平地1勝、障害も経験して昨年7月から兵庫に在籍しています。このA2では昨年12月、今年3月と2勝しています。A1では通用しませんでしたが、A2なら先行力が生かせそうです。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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