レース展望・予想

シルキーチーフ、シルクレボルシオンの再戦（福山）

2010/07/10

7月11日（日）のメイン第10レースは「あじさい賞」（B1、1600メートル）です。

注目はJRAから転入初戦の前走ざくろの花特別（B2）を快勝したシルキーチーフ（牡5、渡邉貞夫厩舎）でしょう。サッと好位を取り、早め先頭から直線で突き放すという完璧なレース振りは、クラスが上がっても十分通用しそうな印象を与えました。勝ち時計もオープン級と言って過言ではなく、ここは連勝のチャンスと言えるでしょう。

これに待ったをかけるのが、前走はシルキーチーフの2着に敗れたシルクレボルシオン（牡5、高本友芳厩舎）。前走は断然の人気を集めながら前を行くシルキーチーフを捕らえることができませんでしたが、その前の3連勝の内容は引けを取りません。今回は早めに捕まえに行く公算が高いと思われます。

前走はこの2頭に突き放されたリワードアリオン（牡4、徳本慶一厩舎）は、長期休養明けを考えれば上々の内容。JRA所属時には、後に準オープンでも好走するヒシセンチュリーを完封しており、潜在能力なら前述2頭に負けていません。

雨の影響は気になるところですが、時計がかかるようになるならミナミゼファー（牡6、黒川幹生厩舎）もチャンス十分。すでにこのクラスは何度も通過した実績があります。

（文／土屋真光）


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