レース展望・予想

実績上位バンバンバンクに期待「神戸ビーフ特別」(園田)

2010/07/07

8日(木)のメイン第9レースに「神戸ビーフ特別」(A1、1700メートル)が行われます。

このメンバーなら重賞3勝馬(兵庫ダービー、楠賞、新春賞)バンバンバンク(牡5、田中範雄厩舎)の中心は動きません。前々走兵庫大賞典は同厩舎のアルドラゴンに1馬身半差の2着でしたが、3コーナー過ぎではもしや逆転と思わせる動きでした。前走は初めての姫路コースで、板野央騎手のテン乗り。先行馬に有利な馬場状態でスペラーレには完敗しましたが、2着モエレトレジャーにはクビ差まで迫って3着でした。今回は地元園田に帰っての1700メートル戦。向正面から動く早め勝負で通算9勝目を挙げ、8月の摂津盃への足がかりにしたいはずです。

ソウルスクリーム(セン5、重畠勝利厩舎)は目標にしていた園田フレンドリーカップに賞金不足で出走できなかったウサを晴らしたいはず。ただ、この1700メートルの距離は微妙です。1870メートルの兵庫大賞典では逃げて、3コーナー過ぎまで先頭でしたが4コーナー3番手、直線一杯で6着まで沈みました。今回は同型が揃いましたが、楽に主導権を奪えば斤量差を生かしての抵抗もありそうです。

先行馬が揃ってキヨミラクル(牡4、森澤憲一郎厩舎)は折り合いがカギになりそう。3コーナー手前から仕掛けて内に入れば力を出せると思います。3歳秋にはコウノトリ賞を逃げ切っているように、すんなりした展開になれば怖い存在です。

オープンのカベを打ち破れないツルマルメジャー(牡5、岡田利一厩舎)ですが、大きくは崩れていません。末脚器用なバージンサファイヤ(牝4、平松徳彦厩舎)、レッドゾーン(牡6、野田学厩舎)なども、もつれた展開になれば直線で見せ場があるかもしれません。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑