レース展望・予想

得意距離で巻き返すかティティボス（金沢）

2010/07/03

7月4日（日）のメイン第10レースは「輪島に響く御陣乗太鼓特別」（A2組、1400メートル）です。

2戦連続7着と敗れているティティボス（牡6、佐藤茂厩舎）ですが、得意の短距離戦でリズムを取り戻したいところです。転入2戦目で1500メートル戦を逃げ切ったことから活躍が期待されましたが、その後の2戦は距離が長いのか、先行しては早めに崩れてしまう内容でした。百万石賞の出走予定馬にも組み込まれていましたが、長丁場を嫌って回避し、ここに備えてきました。JRAでの2勝はいずれもダート1400メートル戦でのもので、距離条件が合う今回は復調のきっかけをつかみたいところです。

ベットボトムダラー（牡7、宗綱泰彦厩舎）は前回のA2組で今季初Vが期待されましたが、逃げたアイアムアスリーダを捕らえきれず悔しい2着でした。しかし最後まで追いすがった内容から、リズムは取り戻しつつあります。今回は久々の1400メートル戦となりますが、先行している最近のレース内容なら問題はなさそうです。

今年の正月競馬でこの距離を勝っているブルージョージ（牡7、中川一男厩舎）も、久々の短距離戦で変わり身が見込めそうです。

（文／中日スポーツ・瀬川剛司）


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