- TOP
- 予想情報
- レース展望・予想一覧
- 2010年7月
- カミノチカラ短距離戦で浮上なるか「黒髪山特別」(佐賀)
レース展望・予想
カミノチカラ短距離戦で浮上なるか「黒髪山特別」(佐賀)
2010/07/03
4日(日)メイン第10レースは「黒髪山特別」(A1A2級、1400メートル)。
カミノチカラ(牡7、吉田昭厩舎)は、今年に入って準オープン特別で3勝を挙げて、昨年暮れの中島記念6着以来のオープン挑戦となりました。荒尾1400メートルで行われる霧島賞トライアル(九州産馬、JRA500万円以下交流)に07~09年の3度出走し、昨年は勝利を挙げるなど、毎年上位争いに加わっていました。今回の出走馬は中距離戦で実績を挙げてきた馬がほとんど。JRA所属馬相手に短距離実績のあるこの馬が台頭する可能性は十分にありそうです。
アルカライズ(牡7、九日俊光厩舎)の佐賀1400メートルへの出走歴は、昨年の吉野ヶ里記念のみで、5着に敗れています。しかし、その後すぐ休養入りしたように、体調面で下り坂に入っていたこともあり、この1戦だけでは短距離適性の評価は下せないところでしょう。今年は6月の休養明けから3戦目と、状態を上げてきての短距離路線再挑戦となるだけに、今回は期待ができそうです。
エフケーフィル(牡6、濱田一夫厩舎)は、昨年は吉野ヶ里記念を勝利したあと、サマーチャンピオンJpnIIIでも地方最先着の5着と、九州短距離路線でもっとも活躍した馬です。吉野ヶ里記念以降は勝利を挙げていませんが、大崩れもほとんどなく相手なりに走るレースを続けており、引き続き上位進出の期待がかかります。
そのほか、最近のオープン特別で好成績を収めているステルスグリーン(牡7、東美義厩舎)やコスモシェアト(牡8、山田義人厩舎)の先行策からの押し切りにも十分な警戒が必要でしょう。
(文/上妻輝行)
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。