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レース展望・予想
古馬相手でもエレーヌに期待「ムーンストーンOP」(名古屋)
2010/07/01
7月2日(金)のメイン第11レースは「ムーンストーンオープン」(A級1組・1800メートル)です。
注目はグランダム・ジャパン3歳シーズンで優勝を飾り、いまや全国区の実力馬に成長した笠松のエレーヌ(牝3、山中輝久厩舎)が古馬相手にどんなレースを見せてくれるかです。名古屋では2走前の東海ダービーで豪快な差し脚を披露して勝利をものにしています。前走の関東オークスJpnIIではさすがに6着が精一杯でしたが、地方馬が相手なら、古馬といえども互角以上の戦いが期待できます。
サンキンスピーチ(牡7、圓田修厩舎)は先月のムーンライトオープンで逃げ切り勝ちを収めています。5月のかきつばた記念JpnIIIで大敗していただけに、不安もありましたが、それを吹き飛ばす快勝劇でした。これで今年のオープン特別では3連勝を達成。さすがの実力を発揮しています。今回は距離が1800メートルに延びますが、梅見月杯(08年1着、09年3着)を含め、この距離にも実績を残しているだけに地元馬同士の戦いならレースを優位に進められます。軽快な逃げ脚で今回も他馬を突き放しにかかります。
シンワコウジ(牡4、川西毅厩舎)は前走、サンキンスピーチを抑えて1番人気に推されました。しかし、結果はサンキンスピーチに逃げを許し4着に敗れています。A級に上がってからも尾張名古屋杯を制するなど、日の出の勢いにあったシンワコウジですが、前走の敗退でかげりを見せるのか、それともサンキンスピーチに対してリベンジに成功するのか、今回は大事な一戦になりそうです。1800メートル戦はこれまでも他馬を圧倒してきた距離です。早めにスパートして、スピーチを捕らえにかかります。
上記3頭による三つどもえのレースという感じですが、連圏内に入ってくるなら調子を上げてきたヤマタケゴールデン(牡7、今津勝之厩舎)やトーワシャトル(牡6、瀬戸口悟厩舎)でしょう。
(文/中日スポーツ・外山謙一)
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