レース展望・予想

地元キングスゾーンが今年こそ「オッズパークGP」(名古屋)

2010/07/14

7月15日(木)のメイン第11レースは重賞「オッズパークグランプリ2010」(1400メートル)です。

名古屋の代表馬といえばキングスゾーン(牡8、原口次夫厩舎)です。佐賀のサマーチャンピオンJpnIIIでダートグレードを制してから、もうすぐ3年が経ちますがパワーは少しも衰えていません。ダートグレードから地方の交流重賞に照準は変わりましたが、近況の走りも地方を代表する強さを披露しています。久々の地元戦ということで、ここを目標に調整も順調にこなし仕上がりは申し分ありません。このオッズパークグランプリは、08年3着、09年2着と好成績を収めている相性のいいレース。地元で行われる今年こそ勝利をという思いでしょう。

兵庫の雄・アルドラゴン(牡9、田中範雄厩舎)が逆転を狙います。昨年のこのレースは夏負け気配で思ったほど成績が伸びませんでしたが、今年は好調を維持してここまできました。近況も3連勝の勢いがあり、距離の長短を問わない柔軟な走りで勝負を互角に持ち込みます。

笠松からはエーシンアクセラン(牡6、伊藤強一厩舎)が参戦。相手なりに対応できる自在性がこの馬の魅力。持ち前のしぶとさを発揮できる仕上がりにあります。

ダイナマイトボディ(牝4、角田輝也厩舎)がスキをうかがいます。しばらく白星に恵まれていませんが、調子自体は徐々に上がってきました。前が激しく競り合う展開なら出番はありそう。身上の切れ味を見せつける場面があるかもしれません。

このほかでは追ってしぶといケイウンヘイロー(牡7、井手上慎一厩舎)や絶好調のペプチドジャスパー(セン7、荒尾・平山良一厩舎)、底力のあるトウホクビジン(牝4、笠松・山中輝久厩舎)が連圏内に入ってくるでしょう。

(文/中日スポーツ・外山謙一)


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