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レース展望・予想
GI・7勝カネヒキリ参戦「マーキュリーC」(盛岡)
2010/07/18
19日(祝・月)のメイン第9レースは、今シーズン第一弾のダートグレード「第14回マーキュリーカップJpnIII」(ダート2000メートル、16時10分発走予定)。今年はJRA4頭、地方他地区3頭、地元岩手3頭の計10頭で覇を競い合います。
注目はもちろんカネヒキリ(牡8、JRA・角居勝彦厩舎)。GI・7勝、2度の長期休養から奇跡の復活劇を演じ、盛岡を走るのは3歳時のダービーグランプリ(当時GI)以来、5年ぶりのこと。骨折明け後の帝王賞JpnIでは約1年2カ月のブランクがありながら、2着を死守。驚異的な根性はいまだ衰えを知りません。別定戦のため59キロのトップハンデを背負いますが、それは絶対能力でカバー。岩手のファンには最高のプレゼントとなりました。
マコトスパルビエロ(牡6、JRA・鮫島一歩厩舎)は昨年のマーキュリーカップJpnIIIを鮮やかに逃げ切り、待望の重賞タイトルを獲得。続いて日本テレビ盃JpnIIも優勝し、JBCクラシックJpnIではヴァーミリアンにアタマ差2着。素質を開花させた思い出の地で、カネヒキリに一泡吹かせようともくろんでいます。
マチカネニホンバレ(牡5、JRA・藤澤和雄厩舎)は昨年9月、エルムステークスGIII優勝でグレードウィナーの仲間入り。7カ月の休養明け後も連続2着を確保し、今回が走り頃の叩き3戦目を迎えました。またロールオブザダイス(牡5、JRA・角居勝彦厩舎)は2戦凡走したため放牧に出て気分リフレッシュ。切れる末脚が不気味です。
以上、JRA勢の優勢は動かし難そうですが、地方馬では昨年の浦和記念JpnIIを勝ったブルーラッド(牡4、川崎・足立勝久厩舎)に期待がかかります。
(文/松尾康司)
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