レース展望・予想

B1・B2混合戦1~3着の再戦(園田)

2010/07/20

21日(水)の第8レースに「B1 3歳以上特別」(1400メートル)が行われます。

6月30日の1230メートルのB1・B2混合戦でクビ、クビ差の1、2、3着馬の再戦です。逃げたベストスクワートルの2番手を進んだタケデンスキップ(牝5、織田誠厩舎)が、向正面から動いた2着カワチノオジサン(セン5、田中範雄厩舎)、3コーナー過ぎから仕掛け直線で外を強襲した3着タマモアスリート(牡5、荒山義則厩舎)を退けました。

タケデンスキップはJRAから転じ、初戦落馬競走中止、6、2着後の勝利でした。なんと、デビュー戦だった07年10月の2歳新馬戦(東京芝1400メートル)以来の2勝目でした。今回もスタートを決めて前走のような好位キープのレースなら連勝が期待できます。

雪辱を期すのがクビ差2着に敗れたカワチノオジサンです。1230メートル戦のスタートでの立ち遅れが響きクビ差が精一杯でした。JRAではデビュー5戦目に未勝利を脱し、兵庫には今年2月に転じました。2戦目のB1で2番手から抜け出し当地初勝利を挙げ、3戦目の3着でA2に昇級。しかし7、7、9着でB1へ降級し、JRA交流・加古川特別5着後に、B1をマクリ切って通算3勝目を挙げ臨んだ前走でした。勝ったタケデンスキップを上回る上がり3ハロン37秒9をマーク。距離延長はプラス材料で、逆転も十分です。

タマモアスリートもJRAで新馬戦を逃げ切って勝利しています。兵庫に転じた初戦では3コーナーから仕掛け、シルクユニヴァースに競り勝っています。しかし、その後は入着(5着以内)までに甘んじています。前々走は逃げて4着でしたが、すんなりした展開なら前述両馬を凌いでも不思議ではあません。

B2を逃げ切って昇級初戦のサマーアドラーレ(牝4、吉行龍穂厩舎)、好位で折り合ってチェイリュイ(牡5、野田学厩舎)が続きます。

(大阪日刊スポーツ・池永博省)


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