レース展望・予想

ワンダーアサールトA級初勝利なるか「阿蘇中岳C」(荒尾)

2010/07/15

16日(金)メイン第9レースは「阿蘇中岳カップ」(A級、1500メートル)。

前開催の九州王冠(6月18日、1400メートル)を勝利したペプチドジャスパーは、15日のオッズパークグランプリ2010(名古屋)に出走のため不在となりましたが、今回のメンバー9頭中7頭が九州王冠の出走馬。同レースで敗れた馬たちによる巻き返しをかけた一戦となりました。

ワンダーアサールト(牡4、畑田修治厩舎)は、九州王冠では勝ち馬から5馬身(1秒0)の差をつけられたものの2着。4月の荒尾転入以来すべてのレースで3着以内を確保と安定感を見せています。当地での2勝はいずれもB級戦で挙げたものですが、今回はA級戦初勝利を十分狙えそうなメンバー構成となりました。

シークレットハート(セン5、工藤榮一厩舎)が荒尾で挙げた3勝のうち、2勝は逃げ切ってのもの。九州王冠では3番手を追走しましたが、早めに後退して7着と荒尾で初めて掲示板外に敗れました。しかし、今回は逃げに持ち込めそうなメンバー構成となっただけに、巻き返しには警戒が必要でしょう。

セントバニヤン(牡6、中尾信一厩舎)は、九州王冠では2着ワンダーアサールトから1秒0差の4着でしたが、2、3走前は同馬に先着しており、前走の着差ほどの力量差はないでしょう。

ワンダージュール(牝6、畑田修治厩舎)が荒尾再転入初戦を迎えます。前回の荒尾所属時(07年10月から09年1月)は、C級上位で8勝を挙げました。JRA復帰後も500万円以下条件で2着の実績がありますが、JRAでは1200メートル以下のみを使われており、オープンに入るとやや距離が長いかもしれません。

(文/上妻輝行)


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