レース展望・予想

スリーコマンド8連勝へ向け視界良好「雷鳥特別」（笠松）

2010/07/06

7月7日（水）のメイン第10レースは「雷鳥特別」（B級3組(ロ)、1600メートル）です。

スリーコマンド（牡4、井上孝彦厩舎）は7連勝中です。B級に昇格後の2走も危なげないレースで他を寄せつけませんでした。前走はB級4組特別でしたが、豪快に差し切って勝利をものにしています。まだまだ勢いは止まりそうもありません。引き続き気配は上々で疲れもみせていません。すでに勝負づけがついているメンバーだけに、8連勝が濃厚とみてよさそうです。

フレンチジュピター（牡4、大橋敬永厩舎）も好調の波に乗っています。3走前のC級1組特別ではスリーコマンドに屈して2着でしたが、その後のB級戦ではこちらも他馬を寄せつけずに逃げ切り圧勝しています。スピードならスリーコマンドにもヒケはとりません。スムーズに先行できれば、勝負を互角に持ち込むかもしれません。

ジャングルゼット（牡5、伊藤強一厩舎）は前走の名古屋戦では4着でしたが、2走前の笠松B級5組特別では逃げ切り勝ちを収めています。今回は同型が多く、展開的に楽にはならなさそうですが、地力アップが目覚ましく、粘り込むシーンもあるでしょう。引き続き体調も良さそうです。

マルヨフォーティ（牡5、柴田高志厩舎）はB級昇格戦だった前走の勝ちっぷりが鮮やかでした。距離延長がどうでるか微妙なところですが、道中息が入る流れなら活躍の場はありそうです。実力自体も差は感じません。

このほかでは復活気配にあるビヨンザシー（牝6、柳江仁厩舎）や安定した走りが続くファーストタッチ（牝4、法理勝弘厩舎）、展開が向きそうなブルーベリー（牝4、後藤保厩舎）も警戒が必要でしょう。

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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