レース展望・予想

本格化ラインブレイク5連勝なるか（金沢）

2010/07/10

7月11日（日）のメイン第10レースは「白山スーパー林道杯」（A3組、1500メートル）です。

今季は6戦して5勝、2着1回と本格化しているラインブレイク（セン5、宗綱泰彦厩舎）が、5連勝にトライします。前走は初のA級入りとあってこれまでとは相手が違いましたが、3コーナーあたりから先頭をうかがい直線に入ると、一気に併走馬を突き放しました。410キロ台の小柄な馬体ながらバネがきいた走りをするタイプで、前走の勝ち時計ならもっと上のクラスでも通用しそう。今回も同じ1500メートル戦なら得意の好位からの抜け出しで好勝負に持ち込めそうです。

サンレイコンサート（牝5、高橋道雄厩舎）も前走のA4組を勝ってリズムが上向いています。前所属のJRAでは3戦してふた桁着順が続きましたが、金沢に戻ってくれば本来の走りができるようです。昨夏に1500メートル戦で6連勝した実績から、ラインブレイクの連勝を阻止しても不思議ではありません。

ドゥミポワント（牝4、金田一昌厩舎）は、百万石賞こそ距離が長く6着に敗れましたが、2走前のA2組で一度は後退しながら2着に盛り返しています。次開催の読売レディス杯（7月27日、1500メートル、全国地方交流）で強力な遠征勢を迎え撃つためにも、ここでリズムを取り戻しておきたいところです。

（文／中日スポーツ・瀬川剛司）


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