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レース展望・予想
2連勝でJRAクローバー賞へ進むかエルドラゴン「バゴ賞」(門別)
2010/07/27
28日(水)のメイン第10レースはスタリオンシリーズ「バゴ賞」(2歳オープン、1700メートル・20時35分発走予定)。
8月29日(日)、JRA札幌の2歳オープン特別・クローバー賞(2着以内の地方馬には10月2日(土)の札幌2歳ステークスGIIIへの優先出走権)をめざす精鋭馬による「ターフチャレンジI」競走です。
かつて2001年には、ヤマノブリザードがここを足場にクローバー賞→札幌2歳ステークスと連勝し、さらには暮れの朝日杯フューチュリティステークスGIでも2着(優勝したアドマイヤドンから3/4馬身差の惜敗)と大活躍したのですが、今年も大器の片鱗を見せる高素質馬が現れるのか楽しみでなりません。
とはいえ、このレース自体はダート1700メートル戦。このところ砂が深めで上がりのかかる馬場状態が続いているだけに、スピードだけではなくパワーも問われる一戦となりそうです。
もっとも注目を集めそうなのは、5月20日のフレッシュチャレンジ競走で好時計での圧勝を決めたエルドラゴン(牡、原孝明厩舎・父マーベラスサンデー)でしょう。そのデビュー戦は時計の出やすい不良馬場でしたが、インを追走した道中は前の馬群に追突しそうになるほど行きっぷりが良く、4コーナーでも抜群の手ごたえ。軽く仕掛けられると鋭い反応を見せて先行馬を一気に差し切り、ゴールではさらに2馬身突き放しての完勝デビューでした。非常に"大物感"を漂わせての余裕十分の勝ちっぷりで、今後の大きな飛躍に期待がかかる1頭。レース間隔が開きましたが、デビュー2連勝で「出世街道」に乗る可能性は低くなさそうです。
1200メートルの一般未勝利→アタックチャレンジ競走と2連勝してきたサントメジャー(牡、堂山芳則厩舎)も注目される1頭。半兄にミスターフォーク(道営デビュー馬。"ハマの大魔神"こと佐々木主浩氏の所有馬として注目された)やコンボイがいる母系で、1700メートルのフレッシュチャレンジ競走3着という実績もあり中距離でさらに良さが出る可能性も十分。
7月13日、1700メートルのフレッシュチャレンジ競走を圧勝して中1週で2戦目に臨むベニバナセンプー(牡、田中淳司厩舎)は父がアドマイヤドン、そして母の父が前出ヤマノブリザードの父でもあるタイキブリザードというなにか"因縁"も感じさせる配合の中距離タイプ。デビュー戦は速い上がりを豪快に差し切った強い内容、こちらもデビュー2連勝を十分に期待できる素質馬です。
ぜひ、ご注目下さい!
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(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)
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