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レース展望・予想
ヒシウォーシイの独壇場か「西日本グランプリ」(福山)
2010/06/27
6月28日(月)のメイン第10レースは重賞の「第3回西日本グランプリ」(2250メートル)です。昨年の覇者フサイチバルドルをはじめ直前の回避が続き、6頭立てとかなり寂しい顔ぶれとなりました。
中心となるのは名古屋から参戦のヒシウォーシイ(牡5、川西毅厩舎)でしょう。大接戦となった一昨年の東海ダービーを制した以降はしばらく重賞タイトルから遠ざかっていましたが、昨年秋の東海菊花賞を制すると、今年に入って東海地区で重賞を3勝。現在はその重賞3勝を含め4連勝中とまさにピークと言っても過言ではないでしょう。距離面も福山からナリタブラックが参戦した2500メートルのオグリキャップ記念を勝利しており、不安はまったくありません。
そのオグリキャップ記念でヒシウォ-シイに迫った兵庫のマイネルマニセス(牡6、橋本忠男厩舎)がこれに続きます。地元兵庫に限ればオープンクラスを連勝中。オグリキャップ記念の内容から、遠征も苦にしていません。早めにヒシウォーシイに並ぶ展開になれば、2頭による一騎打ちとなりそうです。
兵庫のマルサンチーフ(牡5、田中道夫厩舎)は、JRAから兵庫に転入して圧勝で2連勝中。格付こそマイネルマニセスより一枚落ちますが、近2走のレースぶりから、上積みの面で期待が大きいところでしょう。
金沢のコスモアブソルート(牡8、高橋俊之厩舎)も、大きなタイトルこそありませんが、JRA時代にダート長距離で好走の実績。4走前の地元重賞スプリングカップでは、ビックドンにコンマ6秒差まで迫りました。
迎え撃つ福山勢は、昨年から今年にかけて一気にブレイクしたビービーバイラ(牝5、檜山博史厩舎)とシルキーハヤテ(牡5、末廣卓己厩舎)の2頭。ともにオープン入りしたことで、さすがに一時の猛烈な勢いこそなくなりましたが、まだまだ底を見せておらず、大仕事をやってのける素地は十分あると言えます。
(文/土屋真光)
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