レース展望・予想

福山2強と高知リワードシャンヴルの三つ巴「福山CS」(福山)

2010/06/26

6月27日(日)のメイン第10レースは重賞の「第3回福山チャンピオンシップ(3歳、1800メートル)です。

注目はフォーインワン(牡、松本満夫厩舎)とムツミマーベラス(牝、末廣卓己厩舎)の2強対決。福山におけるこの世代の重賞の勝ち馬は、ほとんどがこのどちらか。すでに同世代では完全に抜けた存在となっているのは疑いようのないところです。

昨年3回の対戦ではムツミマーベラスがすべて勝利していましたが、今年初めての対戦となった福山ダービーではフォーインワンが先着を果たしました。着差ではフォーインワンが大きく引き離し、3歳になっての充実度の差から逆転したかにも見えますが、敗れたムツミマーベラスは長期休養明けを使っての連闘と決して満足な状態でなかったことを考えれば、まだまだこの2頭の雌雄は決していないと言えるでしょう。

2強対決ムードに待ったをかけるのは、高知から参戦のリワードシャンヴル(牡、雑賀正光厩舎)。前走は九州ダービー栄城賞で息の長い末脚で3着に好走。距離が延びてこの馬の良さが出た印象もあり、加えて鞍上も主戦の赤岡修次騎手に戻ることはさらにプラスとなりそうです。

以下、徐々に復調気配のナカドイセンプー(牝、小嶺英喜厩舎)、福山ダービーで3、4着のビクトリーヒマワリ(牝、渡邉貞夫厩舎)、ビクトリジュウベエ(牡、渡邉貞夫厩舎)、距離延長で調子を上げてきたモエレアショット(牝、吉井勝宏厩舎)らが続きますが、2強を脅かすには実力差があるのは否めません。

(文/土屋真光)


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