レース展望・予想

栄城賞馬メイオウセイ古馬初挑戦「なでしこ特別」(佐賀)

2010/06/26

27日(日)メイン第10レースは「なでしこ特別」(B1級1組、1800メートル)。

メイオウセイ(牡3、三小田幸人厩舎)は、昨年11月の九州ジュニアチャンピオン3着、今年2月の飛燕賞5着と重賞実績はありましたが、飛燕賞の時点ではまだ2勝と伸び悩んでいました。しかし、3月に3歳特別を勝利して本格化の兆しを見せ、その後は荒尾ダービー(5月2日、荒尾2000メートル)、九州ダービー栄城賞(5月30日、2000メートル)と勝利し、九州3歳二冠の栄冠に輝きました。今回は古馬との初対戦になりますが、最近のB1級特別を勝った馬がおらず、ややメンバー構成に恵まれた一戦。ロータスクラウン賞(9月26日)での三冠達成へ向けて、是非とも勝っておきたいところです。

ローテコスミオン(牝5、土井道隆厩舎)は、前走のB1B2級(6月12日、1400メートル)がB1級への昇級初戦でしたが勝利して特別へと駒を進めてきました。これまで佐賀の1750、1800メートルはC1級、B2級の特別で4戦して、いずれも3着以内と実績があるだけに、B1級特別初戦から上位争いが期待できそうです。

前開催のあじさい特別(6月13日、1800メートル)では、ミトノコウモンダがB1級特別2勝目を挙げました。同馬は今回不在となりましたが、3/4馬身差2着のマイネサブリナ(牝4、山田義人厩舎)から6着馬までが揃って出走してきました。メイオウセイらのB1級特別初挑戦組や、佐賀転入初戦のダイワコルベット(牡5、大島静夫厩舎)らの新たな顔ぶれを迎えて、B1級特別での実績馬たちのレースぶりにも注目が集まります。

(文/上妻輝行)


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