レース展望・予想

連覇狙うキングスゾーン「みちのく大賞典」(水沢)

2010/06/19

20日(日)メイン第10レースは「第38回一條記念みちのく大賞典」(2000メートル)。今年は他地区から大挙5頭が参戦。同レース史上最強の布陣といっても過言ではないでしょう。

人気を集めるのはキングスゾーン(牡8、名古屋・原口次夫厩舎)、マルヨフェニックス(牡6、笠松・柴田高志厩舎)、ライジングウェーブ(牡7、船橋・岡林光浩厩舎)の3頭。

キングスゾーンは5月、シアンモア記念でマルヨフェニックスの追撃を封じて快勝。続くテレビ愛知オープンでは馬群に揉まれながら、最後まで気力が衰えず0秒9差(10着)に健闘。「シアンモア記念より、さらにいい状態で臨める」と原口調教師は語り、みちのく2連覇に自信の登場です。

対するマルヨフェニックスキングスゾーンと同様、ダートJpnIでも入着を果たす実力馬。シアンモア記念は半馬身差2着に敗れましたが、距離2000メートルを味方に雪辱を果たすとともに、重賞10勝目を狙っています。「前走は珍しく掛かっていたが、コース2度目なら大丈夫」と柴田調教師。

ライジングウェーブは大事に使われながら着々と成長。昨年5月、大井記念を快勝し待望の重賞ウィナーとなりました。今回は3カ月ぶりを一度叩かれて気配アップ歴然。「水沢のような時計かかる馬場が合う」と岡林調教師は語っていました。

他に菅原勲騎手とのコンビが脅威セトノギムレット(牡6、船橋・石井勝男厩舎)、中央準オープンから笠松入りし、ひと叩きされたスズノマグマ(牡7、笠松・法理勝弘厩舎)も軽視できない存在。

迎え撃つ地元期待のコアレスレーサー(牡6、熊谷昇厩舎)もコース適性を前面に、強豪遠征馬にひと泡吹かそうと闘志満々。岩手伝統の一戦にふさわしい熱戦が期待できそうです。

(文/松尾康司)


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