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レース展望・予想
ペプチドジャスパーら新興勢力台頭か「九州王冠」(荒尾)
2010/06/17
18日(金)メイン第9レースは重賞「第12回九州王冠」(1400メートル・九州地区交流)。1着馬に吉野ヶ里記念(7月18日、佐賀1400メートル)への優先出走権が与えられます。
地元荒尾勢に、荒尾重賞5勝のタニノウィンザーや、前開催の荒尾転入初戦で勝利したサチノスイーティーは不在ですが、今年転入しA級戦で力をつけてきた有力馬が揃いました。荒尾、佐賀勢ともに新興勢力の台頭が期待される一戦となりそうです。
ペプチドジャスパー(セン7、平山良一厩舎)は、今年2月に川崎から荒尾へ転入後、A級で5戦して2勝、2着3回とすべてのレースで連対を確保しています。同時期に転入してきたエーシンカマンダー(牡5、松島壽厩舎)やシークレットハート(セン5、工藤榮一厩舎)とはA級戦で上位を分け合うレースが続き、3頭いずれもすでにA級戦での勝利を挙げています。安定感でペプチドジャスパーが一歩抜け出してはいるものの、力の差はそれほど感じられません。
また、4月に転入してきたワンダーアサールト(牡4、畑田修治厩舎)はB級戦で2勝しています。A級戦には2度出走してともに3着ですが、その両レースの勝ち馬はともに今回は不在で、前述の馬たちとはほぼ互角のレースをしていました。
2頭出走している佐賀所属馬では、トマホークミサイル(牡5、西久保政等厩舎)に期待がかかります。兵庫から大井を経て今年2月に佐賀に転入。佐賀では1400メートルのA3級普通競走で2勝を挙げていますが、佐賀A級の上位戦に出走できる番組賞金がまだありません。吉野ヶ里記念出走のためにはここを勝って優先出走権を確保したいところです。
(文/上妻輝行)
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