- TOP
- 予想情報
- レース展望・予想一覧
- 2010年6月
- 地力上位&コース適性を再び発揮かアルテマイスター(門別)
レース展望・予想
地力上位&コース適性を再び発揮かアルテマイスター(門別)
2010/06/15
16日(水)のメイン第12レースは「ホクレンえん麦特別」(A2-2組、2000メートル・20時30分発走予定)。
実力伯仲のメンバー構成で、展開しだいでは思わぬ伏兵の激走もありそうですが、アルテマイスター(牡4、田中淳司厩舎)が2連勝を飾れるか注目されます。JRA500万円以下条件からの転入初戦だった同じA2の前走を直線大外から豪快に差し切りました。結果的に差し馬同士の決着となったものの、4コーナー2番手だったトウショウヘリオス(牡8、佐藤英明厩舎)が小差の3着に踏ん張っていたように、決して展開がハマっただけの恵まれた勝利ではありませんでした。ココも強敵になりそうなラプレ(牡5、桑原義光厩舎=認定厩舎サンシャイン牧場)が距離ロスなくインを切り裂いて抜け出したところを、大外一気の豪快な追い込みで差し切った内容は、明らかに「現級上位の地力」と「門別コースへの適性の高さ」を示すものでした。今回は揉まれず走れる外枠に入り、道中の流れに応じた柔軟なレース運びも可能でしょう。転入2連勝を決めれば今後、古馬重賞戦線の“台風の目”になっていくかもしれません。
同じ前走で2着のラプレ、3着のトウショウヘリオスがやはり相手となりそうですが、使い込まれて着実に上昇中のマンボパートナー(セン5、原孝明厩舎)やヴァルディノート(牡5、桑原義光厩舎=認定厩舎サンシャイン牧場)、昨秋の道営記念4着馬スタンドアチャンス(牡6、田部和則厩舎)ら伏兵陣も多士済々。道中のラップの推移がどういった結末を導き出すのか、じっくり観戦して“展開を読む力”を磨く好材料ともしていただきたい一戦です。
(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。