レース展望・予想

充電完了アグリヤング戦線復帰「入梅特別」(福山)

2010/06/11

6月12日(土)のメイン第10レースは「入梅特別」(A2、1600メートル)です。重賞実績馬の戦線復帰がここに集中し、A2クラスながら豪華なメンバーとなりました。

注目は、なんといっても昨年10月の鞆の浦賞以来の出走となる昨年の福山ダービー馬アグリヤング(牡4、江口秀博厩舎)です。休養のため福山王冠は回避しましたが、福山における同世代の重賞はすべてワンサイドな内容での勝利。9月には古馬A3クラス相手でも圧勝したレースぶりから、その実力はオープンでも通用することを予感させるものでした。久しぶりの実戦も、ここまで乗り込みは入念です。

同じくトミノプラネット(牝5、吉井勝宏厩舎)も久しぶりの出走。牡馬混合の重賞ではワンパンチ足りない印象がありますが、昨年は瀬戸内賞で福山所属として最先着(5着)し、福山桜花賞と福山スプリントカップが3着なら実績では文句なし。休養前に勝っているA2クラスならいきなりの好勝負も期待できます。

一昨年の福山ダービー馬サンディナナ(牝5、胡本友晴厩舎)も戦線復帰。昨年は徐々に力をつけて、A1クラスでも2勝を挙げました。小柄な牝馬ながら、使われつつ良くなるタイプなので、休み明けは気になるところですが、このクラスならそれなりの格好はつけたいところです。

順調に使われている組ではゴールデンペガサス(牡7、桑田忠規厩舎)が有力。福山転入直後の連勝が3で止まって以降、勝ちから遠ざかっていますが、それでも毎回上位には食い込んでいるように、流れひとつで再び勝ち星に手が届きそうな気配。実績馬が休み明けならここは十分すぎるチャンスです。

(文/土屋真光)


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