レース展望・予想

中距離の強豪が集結「高千穂峰特別」(佐賀)

2010/06/05

6日(日)メイン第10レースはJNB協賛「高千穂峰特別」(A1級 、2000メートル)。オッズパークグランプリ2010(7月15日、名古屋1400メートル)の佐賀での地区代表馬選定レースは、この1戦のみで争われます。

ヘイアンレジェンド(牡6、山田義人厩舎)は、前走の阿蘇山特別(5月23日、2000メートル)では、ステルスグリーンに逃げ切り勝ちを許しましたが、当日は不良馬場で逃げ・先行馬が圧倒的に有利な馬場状態だっただけに、前走の敗戦は度外視してよさそうです。

ワンパクメロ(牡7、川田孝好厩舎)は、前走の九千部山特別(5月5日、1800メートル)が約3カ月ぶりの復帰戦でしたが、3コーナーで先行する2頭にやや差をつけられると、最後までその差を詰めることができずに、勝ち馬からコンマ4秒差の3着に終わりました。昨年は1勝のみに終わったとはいえ、終盤の重賞では2走連続の2着とまだまだ佐賀のオープンを代表する存在です。

アルカライズ(牡7、九日俊光厩舎)は、昨年10月の休養明け以降は、やや精彩を欠くレースが続いていましたが、2月のオープン特別で2着の後、はがくれ大賞典(3月14日、2000メートル)で昨年に続いての連覇。今回はそれ以来の出走となります。

佐賀の古馬オープンのトップクラスのうち、ミヤノオードリーを除く3頭が揃ったレースとなりましたが、ここ3走のオープン特別を連続2着のコスモシュアト(牡8、山田義人厩舎)、はがくれ大賞典9着から前走の準オープン特別を勝利して再度オープンへ挑むカシノマルス(牡5、古賀光範厩舎)らの新興勢力のレース振りにも注目が必要でしょう。

(文/上妻輝行)


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