レース展望・予想

準オープンでは力上位のマイネルミステリオ「北山湖特別」（佐賀）

2010/06/04

5日（土）メイン第10レースは「北山湖特別」（A1A2A3級、1800メートル）。

マイネルミステリオ（牡6、山田義人厩舎）は、今年は準オープン特別で7戦し、勝 ち星こそ2月の唐津湾特別での1つのみですが、うち6戦で3着以内を確保と、準オープン特別 での力上位は明らかです。今後はオープンへの挑戦が期待される馬だけに、2、3着に敗れて いるここ4走の勝ち馬がすべて不在となった今回は、確実に勝ち星を積み上げておきたいと ころです。

ビービーダークライ（セン5、手島勝利厩舎）は、1月の佐賀転入以降まだ勝ち星が ありませんが、掲示板内を外したのは転入初戦の6着のみと能力の高さは見せています。前 走の錦江湾特別（5月22日、2000メートル）では、2着マイネルミステリオとは半馬 身差のきわどい3着でした。手島厩舎所属となったここ2走は見習騎手3キロ減の石川慎将騎 手を起用していましたが、今回は山口勲騎手に乗替わり。リーディングトップ騎手の起用で 佐賀初勝利を狙います。

ヴォレハクユウ（牡5、東眞市厩舎）は、前走の錦江湾特別がJRAからの転入初戦で 、約9カ月半の休養明けでした。逃げを打ち、マイネルミステリオに早めに並びかけ られましたが、その後もよく粘っていました。直線の最後で脚が止まり、カミノチカラ から1秒1差の5着でしたが、長期休養明けとしてはまずまずのレースぶりと言えそうで す。JRAではダート短距離を中心に使われ、良績は1400メートル以下に集中していますが、 休養明け2戦目の上積みと、前走から200メートルの距離短縮で、前走以上の上位進出に期待 が持てそうです。

（文／上妻輝行）

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