レース展望・予想

サチノスイーティー転入初戦「らくのうマザーズ特別」(荒尾)

2010/06/03

4日(金)メイン第9レースは「らくのうマザーズ特別」(A級、1500メートル)。

サチノスイーティー(牝7、宇都宮徳一厩舎)がJRAからの転入初戦を迎えます。06年にアイビスサマーダッシュGIII(JRA新潟)で勝利するなど、芝の短距離路線で活躍。ダートでも07年春にオープン特別での勝利や、かきつばた記念JpnIII(名古屋)で2着の実績があります。今回は昨年7月以来と約10カ月半ぶりのレースとなりますが、8月のサマーチャンピオンJpnIII(佐賀)へと続く九州短距離路線へ向けて、好レースを期待したいところです。

エーシンカマンダー(牡5、松島壽厩舎)は、前走のエメラルドカップ(5月21日、1400メートル)では、逃げ切り勝ちを収めたペプチドジャスパーに6馬身(1秒2)の差をつけられましたが2着を確保。2月の荒尾転入以降は、ここまでの5戦すべてで連対しており、前走の勝ち馬が不在となった今回も上位進出に期待が持てそうです。

タニノウィンザー(牡6、頼本盛行厩舎)は、エメラルドカップでは勝ち馬から2秒4差の4着に敗れました。荒尾のレースで馬券圏内を外したのは昨年5月の1400メートル戦・エメラルドカップ(4着)以来ですが、続く1500メートル戦では1着と巻き返しています。今年も距離延長での巻き返しがなるかに注目が集まります。

そのほか、休養明け2走目のテイエムジカッド(牡6、平山良一厩舎)や、B級戦の前走市房山カップ(5月21日、1500メートル)で1、2着のセントバニヤン(牡6、中尾信一厩舎)、ワンダーアサールト(牡4、畑田修治厩舎)の上位進出にも警戒が必要でしょう。

(文/上妻輝行)


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