レース展望・予想

重賞4連勝中エレーヌに期待「東海ダービー」(名古屋)

2010/06/03

6月4日(金)のメイン第11レースは重賞「第40回東海ダービー(タイキシャトル賞)」(3歳、1900メートル)です。

笠松のエレーヌ(牝、山中輝久厩舎)はラブミーチャンと笠松3歳の二枚看板です。現在、4月の笠松・新緑賞から水沢、佐賀、園田と重賞4連勝中。グランダム・ジャパン3歳シーズンの総合優勝をほぼ手中に収めています。今回は名古屋で強力牡馬との対戦になりますが、いまの勢いなら恐れることはありません。1900メートルの距離もドンとこいの態勢は整っています。

ラッキーサンライズ(牡、川西毅厩舎)は前走の駿蹄賞の勝ち馬です。混戦だった名古屋の3歳牡馬勢の中で、前走を勝ち切ったことで頭ひとつ抜け出した感じです。距離が延びて地力を発揮してきただけに、今回も楽しみです。

福山からフォーインワン(牡、松本満夫厩舎)が遠征してきました。今年に入って4勝、2着2回とまだ連を外していません。前走の福山ダービーでの勝ちっぷりも鮮やかでした。遠征は初の経験ですが力量的にも互角の戦いが期待できます。

メモリーキャップ(牝、塚田隆男厩舎)も不気味な存在です。駿蹄賞では1番人気に推された実力馬。結果3着止まりでしたが、追ってしぶといところを見せました。仕切りなおしの一戦で、もうひとつ着順を上げてくることは十分考えられます。

ニューブラウン(牡、瀬戸口悟厩舎)もまだ見限れません。久々の地元出走だった前走の駿蹄賞では力を発揮することなく敗れましたが、ひと叩きした今回が本番とも見えます。変わり身を警戒したいところです。

このほか、底力のあるオグリファイト(牡、山中輝久厩舎)や好調の波に乗っているホウライオーカン(牡、藤ケ崎一男厩舎)に注目したいところです。

(文/中日スポーツ・外山謙一)


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