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レース展望・予想
ハイパーフォルテの初タイトルに期待「兵庫ダービー」(姫路)
2010/06/02
3日(木)のメイン第11レースに「第11回兵庫ダービー(メイショウサムソン賞)」(3歳、2000メートル)が行われます。
一冠目・菊水賞上位3頭の争いでしょう。なかでも園田ジュニアカップ、園田ユースカップ、そして菊水賞を制したフィオーレハーバー(牡、平松徳彦厩舎)が実績からは最右翼です。ただ、今回は主戦の木村健騎手が腰痛のため、板野央騎手がテン乗りになります。
フィオーレハーバーが制した3つの重賞では完敗のハイパーフォルテ(牡、平松徳彦厩舎)ですが、2つのダートグレードレース・兵庫ジュニアグランプリJpnII、前走兵庫チャンピオンシップJpnIIでは差はクビだけでした。5月26日の追い切りでは、フィオーレハーバーと併せ馬で外からクビだけ先着しています。姫路コースはデビュー戦で勝利経験があり、近走より距離も延長、前述した追い切りの動きから、今回は逆転し初タイトルを期待します。
フィオーレハーバーはどこからでもレースができる素直な馬ですが、人気馬に急遽の騎乗という板野騎手のプレッシャーは大きいでしょう。圧倒的1番人気に支持された初の重賞・兵庫若駒賞で、逃げて4着に敗れたシーンが頭をよぎります。最近は好位で折り合いの競馬をしていますが、初めて手綱を取る板野騎手がどんな騎乗をするかがカギになります。
この平松厩舎の両馬を脅かすのはホワイトランナー(牡、曾和直榮厩舎)でしょう。兵庫転入初戦こそ逃げて一杯の3着でしたが、2走めから一変しました。特に菊水賞では、フィオーレハーバーを完璧マークで3/4馬身差2着まで迫っています。その後は3歳A特別を楽勝して万全です。また、曾和調教師の13年連続(98年~)重賞Vがかかっています。
この3頭の一角を崩す筆頭は通算7戦5勝のタガノフライト(牡、栗林徹治厩舎)です。菊水賞は6着と完敗でしたが、その後の成長は著しいものがあります。前走で見せた末脚が直線で出ればアッと言わせるシーンもありそうです。
(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)
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