レース展望・予想

好調の地元アバランチがJRA勢に肉薄か「加古川特別」(姫路)

2010/06/01

2日(水)のメイン第10レースにJRA交流「加古川特別」(JRA500万円以下・地元A1以下、1400メートル)が行われます。

JRA勢は500万円以下クラスで2着1回、3着3回のエルチョコレート(牡4、JRA境直行厩舎)が筆頭です。小倉芝1200メートルの新馬戦2着後、京都ダート1400メートル戦で好位追走から差し切って初勝利を挙げています。500万円以下クラスでも特別で3着2回など多くのレースで善戦。今年2月の京都ダート1200メートル戦では岩田康誠騎手が騎乗し、中団から直線伸びて2着。今回のメンバーなら好位を進んで直線抜け出しが有望です。

相手筆頭は2歳時に京都ダート1200メートルの新馬戦を逃げ切っているサラノロクサボード(牡4、JRA中尾秀正厩舎)です。500万円以下クラスではハナを切れないレースが続き苦戦しています。しかし、前走は結果11着でしたが、3番手を進む積極的なレースをしました。ややレース間隔があいていますが、小回りの姫路コースで主導権を奪うと2勝目もありそうです。

3番手はウォーターサムデイ(牡4、JRA岡田稲男厩舎)です。前走の500万円以下特別は後方追走のまま一杯でしたが、前々走の平場戦では好位から差を詰め勝ち馬と1秒1差の5着でした。このメンバーならテンから動いて2勝目も一考できます。

地元勢ではA2(A1以下)で2、3、1着後、A1に昇級したアバランチイナリ(牡5、碇清次郎厩舎)が筆頭です。JRAでの出走経験はありませんが、大井で1勝しています。追い込み脚質が災いしていますが、通算9勝、2着10回は魅力一杯です。早めに動けばJRA勢をアッと言わせるシーンもありそうです。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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